学校を卒業し、社会に出て自立して行く時に何が大切で何が必要なのか。

障がいと言う特性で生き難い思いをしている子供たちに一つでも社会の中で生きていく為に有利な知識、体験、経験を得て欲しいと言う思いから大樹を立ち上げました。

主に中学生、高校生をお預りし自主性を重視したプログラムを通して、社会に出た時に必要なモラル、マナー、人間関係の構築方法、知識を身に付けて欲しいと思い運営しています。

学校内でのクラブ活動に上手く参加できない子供たちの思いから、自主的に子供たちがプログラムを構築しています。自主的に何がやりたいのか、どうしたらいいのか分からない子供たちには、スタッフからアプローチをして主に創作活動を行っています。

具体的には、木工、パソコン、編み物、手芸、洋裁、機織り、調理等です。他にも子供たちが興味のあるものはスタッフも一緒になって学びながら活動することもあります。

自立の向けてのプログラムとして洗濯、アイロン掛け、自炊の為の調理実習、お買い物練習、掃除、片付け等々、自分たちでできる事は自分でやってもらっています。

また、お金の重要性、働く事の意味を理解してもらう為に、実際に自分たちで作った作品をバザーで販売したり、施設内で必要な家具を作って販売し、子供たちの活動費として楽しむための費用に充てています。

日産ウォーターパーク、工場見学（味の素、JAL、ANA、崎陽軒，カップヌードルミュージアム他）、中原区民祭に出店、YMCA富士キャンプ、富士サファリパーク、ディズニーランド (子供たちの収益で）シェラトンホテル　コンパス（テーブルマナー研修　子供たちの収益で）等々、月に一回は出かけています。